ミクロ経済学I 2004年度前期 復習問題と解答
ミクロ経済学I(復習問題A)
【1】市場均衡をあらわす下の図において、( A )〜( C )に入る適切な単語を答えよ。
【市場均衡】
【2】次の単語の日本語訳を答えよ。
@ Price A
Supply B Demand C Money D Quantity
【3】下図について答えよ。
@ 商品数5個(Q=5)の場合、「需要価格」はいくらか?
A 商品数5個(Q=5)の場合、「供給価格」はいくらか?
B 均衡価格()と均衡取引量(
)を答えよ。
【4】次の文章の空欄@〜Dに入る適切な語句を答えよ。
◎ 消費選択とは、( @ )が「消費者選好」と「( A )」を考慮して、どの商品をいくつ購入するのかを決める行為をいう。
◎ 経済学では、「( B )が増えると、効用は高まる」と考える。
◎ 予算制約のもとで、効用を最大にする消費点(下図の点E)を( C )ということもある。
【5】次の文章の空欄@〜Dに入る適切な語句を答えよ。
◎ 家計の行動とは( @ )制約のもとで効用を最大にするように( A )選択をすることである。
◎ 家計の行動をもとに、( B )として、1つの商品について価格と購入量(または需要量)の関係を図示したものが需要曲線である。
◎ 価格の変化(値上げ/値下げ)と需要の関係は、( C )効果と( D )効果で説明できる。
たとえば、りんごが値上げされた時、値上げされていない別の果物に需要が移るため、りんごの需要量が減ることを( C )効果と呼び、全体の支出を抑えなければならないため、りんごの需要量が減ることを( D )効果と呼ぶ。
【6】次の文章の空欄@〜Dに入る適切な語句・数値を答えよ。
◎
消費量が増えるにつれて、効用(=生活の満足度)の増加分が減っていくという考えを「( @ )逓減の法則」と呼ぶ。
◎
「くつ下」と「アクセサリー」では、市場の需要曲線の勾配は( A )の方が急であると考えられる。これは、( A )が( B )品であるためである
◎
需要の価格弾力性()は、
とあらわされる。たとえば、くつ下の市場において、価格が10%下落したとき、需要が5%増加したとすると、需要の価格弾力性は( D )となる。
ミクロ経済学I(復習問題B)
【7】次の文章の空欄@〜Bに入る適切な語句・記号を答えよ。
◎
近年の日本は「( @ )不況」であったといわれている。これは、下図でいえば、(日本の多くの商品の市場において)市場の均衡点が点Eから点( A )に移動している状態といえる。
※( @ )・・・継続的な物価下落のこと
◎
高度経済成長時には好況が続く一方で、インフレが起こっていた。これは下図でいえば、市場の均衡点が点Eから点( B )に移動していた状態といえる。
【8】次の文章の空欄@〜Dに入る適切な語句を答えよ。
◎ 家計の行動から、「他の条件を一定」として、ある1つの商品の価格と消費量の関係を図示したものが( @ )曲線である。
ここで、他の条件とは「( A )」と「他の商品の( B )」のことである。これら他の条件が変化すれば、( @ )曲線は移動する。
◎ 所得が増えると、消費量(需要)が増える商品のことを( C )財という。一方、所得が増えると、消費量が減る商品のことを( D )財という。
【9】次の@〜Dは、それぞれ、「互いに代替財の関係」(A)と「互いに補完財の関係」(B)のどちらであると思うか?各自の考えで答えよ。
※ 解答には、A または B と記入すればよい
@ 「パン」と「ライス」
A 「チキン」と「ビーフ」
B 「パソコン本体」と「基本ソフト・OS (Windows等)」
C 「工場労働者(技術者を除く)」と「産業用ロボット」
D 「技術者」と「産業用ロボット」
※「技術者」とは、専門知識を持って、ロボットの制御などをおこなう人
【10】次の@〜Bについて、「環境変化」によって、「商品」の需要曲線はどのように変化(シフト)すると考えられるか?
※ 解答には、A または B と記入すればよい
[環境変化] [商品] [答]
(例)猛暑 → 「ビール」 A
@冷夏 → 「かき氷」
A少子化 → 「紙おむつ」
B鳥インフルエンザ騒動 → 「豚肉」 *
【11】次の@,Aの語句を簡潔に説明しなさい。
@
消費者主権
A
マーケティング (または「マーケッティング」)
(復習問題A・Bの解答)
[A] 【1】(A)価格 (B)供給 (C)需要
【2】@価格 A供給 B需要 C貨幣 D数量(取引量)
【3】@ 8 (万円) A 3 (万円) B =5 (万円),
=10 (個)
【4】@家計 A予算 B消費 C消費均衡点 D家計予算線
【5】@予算 A消費 B他の条件を一定 C代替効果 D所得効果
【6】@限界効用 Aくつ下 B必需 C価格 D0.5
[B] 【7】@デフレ AD BB
【8】@需要 A所得(予算) B価格 C上級 D下級
【9】@A AA BB CA DB
【10】@B AB BA
【11】(省略)→ テキストを参照のこと