入試関連情報
生きたビジネスを学ぶ! M&A~企業を永続させるための手法
昨年12月13日(水)に、株式会社CBパートナーズ代表取締役の齊藤章平氏を外部講師としてお招きし、M&Aについて御講演をいただきました。本講演は、本学の学びの特徴のひとつでもある「7つのキャリア別コース制」のうち、ビジネス経営コースのプログラムとして実施され、主に高良佑樹准教授や藤原達也専任講師のゼミの学生を中心に約20名が熱心に聴講しました。
M&Aとは、企業の合併・買収のことで、企業を成長・発展させる、あるいは企業を継続させる重要なビジネス手法のひとつです。(株)CBパートナーズは、医療・介護の分野でM&A仲介や事業承継支援に取り組む実績豊富な企業です。
株式会社CBパートナーズ Webサイト
最初に、齊藤氏から「M&Aとは、〇〇である」、〇〇は何だと思うかとのお題が提出されました。「合体である」「コミュニケーションである」、学生たちは思い思いのイメージを発言しました。
齊藤氏は「M&Aとは、結婚である」とM&Aを結婚に例え、一般には分かりにくいM&Aを、様々なデータや実例を示しながら、大変分かりやすく説明してくださいました。
質疑応答の場面では、「M&Aを成功させるためのコツは」との問いに対し、「大事なのはコミュニケーションである」と回答。見事に伏線を回収しました。 実際に事業に取り組むビジネスマンでなければ聞くことのできない具体的なお話を聞くことができ、実践的な学びとなりました。
本学の入学試験では、口頭試問を課す試験区分が複数ありますが、その出題範囲のキーワードの中には、「M&A」も含まれています。本学では、受験生が試験対策で学んだことについて、入学後により具体的に、より実践的に学ぶ機会を積極的に提供するよう努めています。